万田坑が世界遺産に登録されました!

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ついに!「明治日本の産業革命遺産」として「万田坑」が世界遺産に登録されました!

関係者のみなさまは、この数日はなんとも言えない時間を過ごされたと思います。

まずは、これまで登録へ向けてたくさんの活動をされてきたみなさま、本当にご苦労様でした。そしておめでとうございます!

もちろん、登録されたことがゴールではなく、その歴史的価値や意義を今後よりたくさんの方へ伝えていくことが大切なことになってきます。
まだまだ大変なことはたくさんあるかもしれませんが、まずはおめでたいですね。

あまりこちらで触れていなかったので、改めて”世界遺産”についてちょっと触れさせていただくと、

そもそも、世界遺産とは人類の歴史の中で生み出された自然環境や歴史的建造物など「世界中の人々が過去から未来へと伝えていかなければならない」と認定された、人類共通の遺産です。その中で、万田坑を含む「明治日本の産業革命遺産」は、優れた価値をもつ建築物や遺跡などが分類される「文化遺産」として認定されました。

これまで日本には18の世界遺産がありました。日本の文化遺産には、昨年登録された「富岡製糸場」や、「厳島神社」「古都京都の文化財」などの貴重な遺産がいくつもあり、万田坑を含む「明治日本の産業革命遺産」は日本で19番目の世界遺産として、その仲間入りを果たしたのです。

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では、どうして世界遺産に登録されたのかというと、九州・山口を中心にした構成資産からなる「明治日本の産業革命遺産」は、日本が幕末に西洋技術を導入し、飛躍的な発展を遂げる原動力となった遺産群で、「造船」「製鉄・製鋼」「石炭産業」の各施設が技術の伝播などにより相互に発展し、明治期の日本における急速な産業化の達成のきっかけとなったことなどが歴史的な価値があるとして世界遺産登録へとつながりました。

ちょっと長くなりましたが、実際に現地へ足を運んでいただき、直接ご覧いただけるともっとたくさん学べること・感じることがあると思います。

しばらくの間は、ご見学の方が増えて混みあうかもしれませんが、ぜひ一度万田坑へお越しください。

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