花便り『梅』~宮崎兄弟の生家
今年は、全国的にさむい寒ーい冬ですね。
この寒い日が続く一方で、荒尾市の『宮崎兄弟の生家』では梅がほころび始めたようです。
やっと、春が近づいてきたっという感じですね!!
奥の庭、座敷の前にある梅は、宮崎家の先祖が福岡県の太宰府から移し植えたと伝わ
る古木で、樹齢250年から300年になると言われおり、永く宮崎家の歴史を見守ってきました。
この木は『中国革命の父』孫文が、1913年、この家に2回目の来訪をされた時の記念写真の背景に
も写っている木であると推定されており、1897年、孫文が最初にこの家を訪れ、2週間ほど滞在された時には毎日眺めたかもしれません。
今では、宮崎滔天との交流にちなみ友情の梅の木として親しまれています。
荒尾市では辛亥革命百周年記念事業の一環として、この木から接ぎ木し育てた苗木を
各地に配布しています 。福岡の中国総領事館や東京の中国大使館での植樹も計画中です。
寒い日が続き、開花も遅れ気味のようですが、まもなく開花し、2月中には見ごろを迎えそうです。