梨日記~芽がけ・開花

もう、すっかり春の陽気ですね。
桜も散り、新芽のキミドリが顔をだす季節となりました。

梨日記~『芽がけ・開花』編です。

梨の花が咲くと、一斉に受粉作業がスタートします。
この受粉作業で、今年の梨の出来が決まる!!と言ってもいいほど重要な作業です。

自然界では、ミツバチさんが花粉を運んで~♪なんてことになっていますが、
そんな悠長なことは言ってられません!まばらになっちゃうし、受粉前に花が終わっちゃうことも
それに梨園というものは、とぉーっても広い敷地なため、1つ1つの花に受粉するなんて膨大な時間がかかります。

そこで、すこしでも効率を上げるために、梨園の一部だけこうやってビニールで温室をつくり・・・

先に花を咲かせて『受粉用花粉』を準備しておくのです。

桜があっという間に終わるように、梨の花もあっという間に終わっちゃいます。
先週、こんなにきれいに咲きはじめた花たちもそろそろ終わりです。。。

 

真っ白に覆われた荒尾の梨畑を眺めると、スゥーと清らかな気持ちになるよーな気がします。
梨農家さんによると、夜の月明かりに照らされた一面の梨畑は、この世とは思えないほどの美しさだそうです。
一度、見てみたいものですね。

では次は、開花の後の花粉付け作業をお伝えしますね~♪

 

 

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